明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。1月7日より、始動しております。今年もこの【リライフ*コラム】を通して、リノベーションを発信致します。
今回は、昨年中古マンションを購入してリノベーションをした中央区M様の事例をご紹介します。戸建てとマンションにかかわらず、リノベーションのご相談で最も多いのがキッチン。
中でも以下ご相談が多いです。
1.対面キッチンやオープンキッチンにしたい!
2.袖壁や吊戸棚が邪魔だから取りたい。
3.新しい設備機器の採用(食洗機・浄水器・清掃性の良い機器)
M様の中古物件は、既に対面キッチンでした。
POINT1.袖壁の撤去
キッチン側からみると、やはりLDKへの視界が閉鎖的です。吊戸棚も収納力がありそうですが、意外と使わないものを入れるスペースとなりそうです。
この吊戸棚と袖壁を取り払うだけで、キッチンに立った時の視界がガラリと変わります!
POINT2.機能的で清掃性の良い設備機器へ
レンジフード:マンション特有の梁欠き加工もできます。
吊戸棚:少しだけ取りつけました。LEDでコンパクト化された手元灯も組み込んでいます。
加熱機器:お掃除もしやすい白いカウンタートップのひろまるガスコンロ(※)
水栓金物:タッチレス水栓は、便利です。
食器洗浄乾燥機:深型で、扉の引手レールも合せてスッキリデザイン仕様です。
※ひろまるコンロとは、LIXIL(リクシル)製のガスコンロです。ワークトップが広くて、丸いデザインのコンロです。全6色ありますが、人造大理石カウンターの白色とそろえるのは、オススメです。他にもシンクとおそろいにするのもかわいいです。
LIXILひろまるコンロのわかりやすい説明はコチラへどうぞ!
キッチン前のタイル目地が気になる方は、キッチンパネルに張り替える方が多いです。
POINT3.インテリアにもこだわって
鏡面仕上げの大理石柄がお好きな奥様。床材はフロアータイルでお好きな柄を選定。
POINT4.まとめ
キッチンの袖壁や吊戸棚を取るだけで、かなり開放的になりました。
手元が丸見えが気になるので、腰壁の高さで調節しています。
内装材は、壁・梁・天井の凹凸を考慮して、貼分けています。
※マンションの場合、キッチンの天井は配管の関係で低いことが多いので、壁がなくなったときの見え方を考慮します。
1)壁全体と腰壁をグレーの壁紙に張り替えました。
2)柱型をネイビーの壁紙に張り替えました。
3)床材は、リビングとキッチンで素材や色デザインを変えても良いと思います。
内装の雰囲気も変わり、リノベーション全体としてグレードアップしました。他にも施工事例をWEBサイトで公開しています。
リノベーション事業部部長
中澤 広美
二級建築士 / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / マンションリフォームマネージャー / 整理収納アドバイザー1級 / キッチンスペシャリスト / BIS(断熱施工技術者)
WEBサイトで公開していない事例もございますので、お気軽にお問合せください!