札幌の方必見!戸建リノベーションの費用について学ぶ
私たちの街、札幌において戸建て住宅のリノベーションを検討するにあたり、多くの方が気になるのはご予算でしょう。何にいくらくらいの費用がかかるのか、リノベーションの検討をはじめたばかりの方が想像しにくいのは当然です。
更に最近は不動産や資材が高くなってきていますので、そういった側面からも以前に増してリノベーションに注目している方も増えてきています。
そこで今回は、戸建リノベーションにかかる費用をテーマにします。リノベーションをする物件探しから始めようとお考えの方にとってお役立ていただける情報です。もちろん、物件をお持ちの方も費用の考え方をご参考いただけると思いますので、ぜひご一読ください。
※移住リノベも徐々に増えてまいりました。該当記事はこちらから。
どれくらいの費用(予算)が必要なのか、想定できればリノベーションの検討がスムーズになるでしょう。
札幌市手稲区 新発寒 戸建定額リノベ「シック」スタイル
予算とは物件購入費+リノベーション費用を合わせたトータルです。
ザックリとした話、札幌に限らず、リノベーションを施す中古物件は駅に近ければ近いほど価格が高くなりますし、築浅の建物よりは築古のほうが安いです。
同様にリノベーション費用は、手をかければかけるほど高くなります。 おおよその目安としては一般的にフルでリノベした場合はおよそ新築の予算の7割程度の費用になると考えていただくと分かり易いです。
※近年のウッド・アイアンショックにより価格差は更に広がりつつあります。
一例として
築32年、延べ床面積99.37m²(30坪)の住宅の場合
合計:3,050万円
不動産購入費用:1,400万円
リノベーション工事費用:1,474万円
その他費用:176万円
【以下、この例の内訳】
①建築工事費用
・リノベーション工事:13,000,000円
・外構工事:400,000円
・消費税:1,340,000円
①小計:14,740,000円
②建築諸費用
・インスペクション+性能診断:55,000円
・事務手数料:55,000円
・補助金申請代行費用:55,000円
②小計:165,000円
③:不動産購入費用
・物件購入費用:14,000,000円
③小計:14,000,000円
④不動産諸費用
・売買契約印紙税:5,000円
・仲介手数料:528,000円
④小計:533,000円
⑤諸税及び登記費用
・工事請負契約印紙税:5,000円
・抵当権登記費用:152,000円
・所有権移転登記費用:245,000円
⑤小計:402,000円
⑥住宅ローン諸費用
・火災保険料:250,000円
・ローン事務手数料:27,500円
・電子契約手数料:5,500円
⑥小計:283,000円
⑦その他費用
・カーテン費用概算:150,000円
・引っ越し費用概算:120,000円
・契約時充当分費用:▲110,000円
⑦小計:160,000円
実は中古+リノベって費用は実はそれほどお得じゃないんじゃないの?
と考える方ももちろん多くいらっしゃいます。
しかしながら、築浅であれば全面的な工事はしませんし、築古過ぎては新築並みに費用がかかる。
結論としては、残すものと残せないものを「程よい」ポイントで押さえないとメリットが少ない。つまりはリノベーション費用を抑えるためにはそういった目線での物件選びが大きく関係するのです。コスト減の最大の武器は「機能的に使えるものは使う」の精神です。
そのためには入念な耐震計算や断熱性能計算を経て全体の仕様をまとめていく必要があります。
北王リノベーションが考える「程よい」とは例えばこんな条件。
①素材物件の築年数は30~35年前後の「新耐震基準物件」がベスト
・・・新耐震基準建物に瑕疵保険を付保することにより、住まい給付金や住宅ローン減税、登録免許税の減免などが受けられます。これが金銭面での最大のメリットともいえるでしょう。※2023年現在
→→新耐震基準という条件のみで適用となります。
②駅徒歩圏の物件がおすすめです。
・・・利便性の高い物件は購入時の費用は高くなるかもしれませんが、それはつまり万人にとって価値が高い不動産であるということです。将来にわたり一定の価値を維持しやすく、再度売却する時や相続・承継の際にメリットが大きいと思います。
③性能向上リノベーションを実施して建物寿命を大きく延ばし、快適性・省エネ性も向上
・・・耐震性や断熱性を強化したり、傷んでいる部分の補修や今後傷まないようにするための措置、建物を長く維持するための施工は行って当たり前と考えます。見えないところへのこだわりと施工履歴の保存などは建築会社こそです。「健康で環境に配慮した建築を行う」ことは弊社の経営理念でもあります。
以上3点です。
中古物件の人気が超過熱!ライバルよりも先に物件を購入できるかどうかが勝負です。
いまや素材物件の購入+フルリノベは正直ものすごく多くの方が注目し、結果的に物件の争奪戦が当たり前になっております。
物件はライバルよりも先に購入意思を表明できなければ購入できません。
ここで弊社の「定額制戸建リノベ」の見積スピードが武器といえるのではないでしょうか。
不動産物件資料があれば基本的には30分以内に(火曜日水曜日の定休日を除きます)お見積りも可能です。
※遠方の方もご心配なく。遠隔でもZOOM・その他様々なツールを駆使してお客様に分かり易いご提案を心掛けております。
リノベーション予算・費用についてお気軽にご相談ください。
ご相談はリモート(ZOOM)でも可能です。もちろん弊社までご来場していただくこともできます。
2023年3月3日加筆修正いたしました。(佐々木)
リノベーションプランナーマネージャー
佐々木 貴信
二級建築士 / 宅地建物取引士 / インテリアコーディネーター / 福祉住環境コーディネーター2級