札幌でマンション購入を検討中の方必見!マンションリノベーションの費用について
コロナ禍以降、資材や不動産価格の上昇によりこの札幌においてもマンションのリノベーション価格が上昇している反面、非常に過熱化しております。中には首都圏からの移住者もちらほらおられますし、地方から札幌への移住も意外といらっしゃる印象です。
そんな中やはり多くの方が一番に気になるのはご予算のこと。具体的に何にいくらくらいの費用がかかるのか、住み替えやリノベを検討をはじめたばかりの方にむけて、お話を進めさせていただきますのでよろしければお付き合いください。
先ずは毎月の費用を基に予算を組み立てましょう。
私たちのおすすめの予算の考え方をお話しします。ズバリ、毎月支払う費用からの逆算でトータルの予算を立てること。具体的には
①毎月のローン返済+管理費+修繕積立費+(駐車場費)の合計額を支払える無理のない範囲で考えること。
多趣味の方はあまり多くの住居費は支払いたくないでしょうし、家族構成やお子様の有無・人数、レジャーや習い事などなど考えればきりがありませんが、現在の家賃+α程度であれば無理のない範囲といえると思います。例えば賃貸からの住み替えですと、居住面積も増えますので増えた面積部分は+αと見立てる考え方です。
②住宅ローンは何歳までに完済しますか?
近年、定年や年金支給年齢がどんどんと延長されていますが、通常65歳頃にはローンが終了していたほうが良いと思います。意外と盲点ですが、リノベ後20年程度でもう一度リフォーム工事が必要でしょう。という事も想定しておくべきです。
③マンションの場合、管理費・修繕積立費・駐車場費・その他町内会費や登記割増費など、支払いとは別に固定費がかかってきます。
これはローンが無くなった後もかかってきますので、勿論安いほうがメリットが大きいです。反面その金額で不足していないのかどうかも調べることはできます。不足していると途中で上がったり、一時金を徴収されたりという事はあり得ます。おおむね世帯数の大きな団地的なマンションは固定費の効率がよく安い場合が多いです。
また、立地の良い物件であれば自家用車を所有するよりもカーシェアリングを活用することで駐車場費と車の維持費をかなり抑えることも可能です。
弊社無料相談会では上記の①~③を設定し、資金計画表において、網羅的に計画予算表を作成することが可能です。
資金計画表を基に、物件購入費+リノベ工事費+その他諸費用を割り振る流れとなります。これが逆算の計画予算立てとなります。
例)資金計画表
併せて金融機関ごとに異なる金利条件比較表や、「団体信用生命保険」の有無や内容によっては現状の保険料を削減することも予算計画で想定することが可能です。
でも、中古マンション+リノベ費用って実はそれほどお得じゃないんじゃないの?
と考える方ももちろん多くいらっしゃいます。以下、戸建版のコラムでも触れていますが、築浅であれば全面的な工事はしませんし、反面、築古過ぎてはリノベ費用が大きくなりがち。
結論としては、残すものと残せないものを「程よいバランス」で成立させないとメリットが少ない。つまりはリノベーション費用を抑えるためにはそういった目線での物件選びが大きく関係してきます。リノベーションをコストで考えると「機能的に問題ないものは活用する」の精神が最大の武器です。
北王リノベーションが考える「程よいバランス」は例えばこんな条件。マンション版の3条件
①素材物件の築年数40年前後の「新耐震基準物件」以降がベスト。
・・・新耐震基準建物は住宅ローン減税の対象となり、これが金銭面での最大のメリットともいえるでしょう。また、固定資産税も新築時より低くなっているということもメリットです。
②駅徒歩圏の物件、できれば徒歩10分以内がおすすめです。
・・・利便性の高い物件は購入時の費用は高くなるかもしれませんが、それはつまり万人にとって価値が高い不動産であるということです。将来にわたり一定の価値を維持しやすく、たとえば再度売却する時や相続・承継の際にメリットが大きいと思います。「終の住まい」というよりも「出口ありき」で購入検討する方も増えつつあります。
③マンションといえども性能向上リノベーションを実施して快適性・省エネ性の改善は当たり前です。
・・・戸建と比べて、もともと光熱費を安く抑えやすいのがマンションです。とはいえ更に断熱性を強化したり、音問題への配慮、またカビなどで傷んでいる部分の補修や今後傷まないようにするための措置、建物を長く維持するための施工は行って当たり前と考えます。数多くあるマンションリノベの実績から、必要なことを優先的に実施し、コスパの良い省エネプランを提示します。特に見えないところへのこだわりと施工履歴の保存などは建築会社だからこそできることです。快適な住まいは家族の健康につながります。
中古物件の人気が過熱!ライバルよりも先に物件を購入できるかどうかが勝負です。
いまや素材物件の購入+フルリノベは認知度も上がり、ものすごく多くの方が注目しています。結果的に物件の争奪戦が当たり前になっております。
物件は基本的には他の購入希望者よりも先に購入意思を表明できなければ購入できません。ですから、物件購入の判断として事前に「資金計画表」でリノベの計画予算が定まっていることが必要となってきます。
ここで弊社の「無料相談会」+「セレクトリノベ」の見積スピードが武器といえるのではないでしょうか。
不動産物件資料があれば基本的には30分以内に(火曜日・水曜日・祝日の定休日を除きます)お見積りも可能です。
ある実例として
【築28年、延べ床面積85.84m²の場合】
定額基本工事:85 ㎡×12万(㎡単価)=1020万(税込)※
※実際の内容や諸条件などはスタッフへお尋ねください。
リノベーション費用・予算についてお気軽にご相談ください。
ご相談はリモート(ZOOM)でも可能です。遠方からの移住のかたも多数いらっしゃいます。もちろん弊社までご来場していただくこともできます。(移住リノベコラム)
※2024年7月6日 加筆修正
リノベーションプランナーマネージャー
佐々木 貴信
二級建築士 / 宅地建物取引士 / インテリアコーディネーター / 福祉住環境コーディネーター2級