【今後の巨大地震のリスク】札幌圏で起きた過去の地震災害記録と耐震強化リノベーションで実現可能な対策について

過去に発生したの主要な地震災害

札幌圏は、過去にも幾度かの大規模な地震に見舞われてきました。

今後の巨大地震のリスク

特に北海道東部地方は、プレート境界に位置し、地震活動が活発な地域です。以下に今後予想されている巨大地震のリスクについて記載します。

耐震強化リノベーションの重要性と実現可能な対策

耐震強化の重要性

地震による被害を最小限に抑えるためには、建物の耐震性能を高めることが不可欠です。特に札幌市のような都市部では、隣接建物との距離も近く敷地も狭小であるため、倒壊した建物が生活道路をふさぐことにより救急・消防車両が到着できなくなることも実際に起きうる事象です。そのため既存建物の耐震リノベーションが急務となっています。具体的には最低でも耐震等級1、可能であれば等級3を目指すことが必要です。

耐震強化リノベーションの方法

耐震強化リノベーションには以下のような方法があります。

日々の生活での備えも大切です

停電に備えた夜間の照明や、携帯やラジオなどへの充電が可能なポータブル電源、また最低でもご家族が3日分飲食に困らない量の備蓄。特に保存可能な飲料水は多めに確保しましょう。冬期間に被災した場合に備えての電源が不要なポータブルストーブと燃料などもお忘れなく。

まとめ

札幌圏における過去の地震災害の記録から、今後も大規模地震のリスクが決して低くはないことがわかります。耐震強化リノベーションは、地震被害を最小限に抑えるための重要な対策であり、構造の補強に加え、日々の備えなど多岐にわたる方法が存在します。今後も地域住民や行政が協力し、地震に強いまちづくりを進めていくことが求められます。

リノベーションプランナー マネージャー

佐々木 貴信TAKANOBU SASAKI

二級建築士 / 宅地建物取引士 / インテリアコーディネーター / 福祉住環境コーディネーター2級

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