
こんにちは!北王リノベーションコラムをご覧いただきありがとうございます。
最近、お客様とのお話の中で「ニッチをつけたいんです!」という声をよく聞くようになりました。雑誌やSNSでも見かけることが増え、「あの小さな壁のくぼみって便利でかわいい!」と注目されているんです。
そもそもニッチとは、壁の一部をへこませて作るくぼみのこと。飾り棚や収納スペースとして活用できるだけでなく、空間デザインのアクセントにもなる優れものです。
ちなみに「ニッチ」という言葉はフランス語が語源で、「すき間」「くぼみ」を意味します。ヨーロッパの建築では、教会や邸宅の壁に彫刻や聖像を収めるために作られていたそうです。それが現代の住まいに取り入れられ、暮らしを楽しむアイデアとして広がっているんですね。
ニッチのある暮らし|どんな使い方ができる?
ニッチは「ちょっと置きたいもの」にちょうどいいスペース。暮らしのシーンに合わせて使い分けることで、見た目も使い勝手もぐんとよくなります。
- リビング … 時計やディフューザー、スピーカー、本などを置いてインテリアを楽しむ。
- 玄関ホール … 季節の花や小物を飾って、お客様を迎える演出に。
- ワークスペース … 本や文具などをすっきりまとめて、作業効率アップ。
ニッチを取り入れるメリット
ニッチにはこんな良さがあります。
- 省スペース収納 … 通路や狭い空間でも邪魔にならない。
- デザイン性アップ … 照明やクロスでアクセントにできる。
- 暮らしを快適に … よく使うものが手元に置ける。
新築だけでなく、リノベーションでも比較的取り入れやすいのも人気の理由です。
デザインで選ぶ!ニッチの形とその効果
ラインを揃えて空間美を演出するニッチ
周囲の窓台や建具の高さとラインをそろえることで、統一感のあるデザインに。
「ニッチを作りました」という存在感が消え、空間デザインの一部として自然に馴染みます。
事例
リビングの出窓の左右にニッチを配置。窓台と高さを合わせ、窓から続くデザインに。

キッチンの高さに合わせ、棚のラインをそろえたニッチ。

縦ラインで魅せるスタイリッシュニッチ
床から天井までの縦長ニッチは、空間をすっきりと見せる効果があります。
縦のラインが空間にリズムを与え、洗練されたスタイリッシュな印象に仕上がります。
事例
ワークカウンター横に設けたニッチ。シックな雰囲気の中にすっきり感をプラス。

玄関ホールの建具が並ぶ壁の中央に配置し、ペンダントライトで照らすことで華やかにお出迎え。

アーチでつくるやわらかなアクセントニッチ
アーチ型は、それだけでかわいらしい雰囲気に。空間にやわらかさや遊び心を与えてくれます。
事例
階段の傾斜に合わせて二つ並べたアーチ型ニッチ。動きのある楽しいデザインに。

洗面横のニッチをアーチ型にして、収納もかわいらしく。

暮らしを便利にする多彩なニッチ
扉付きニッチ … 隠して収納でき、生活感を減らせる。

横長トイレニッチ … トイレットペーパーがぴったり収まるサイズ感。

マグネットパネル付きニッチ … メモやプリントを貼れて家族の情報共有に便利。

リノベーションでニッチを取り入れる工夫
中古住宅や既存の空間にニッチを追加する場合には、構造や配線への配慮が欠かせません。
- 構造壁を避ける … 耐力壁を壊さず、間仕切り壁などを活用。
- 配管・配線との干渉確認 … 特に水回りやコンセント付近は注意。
- ラインをそろえる工夫 … 窓台や家具の高さに合わせると仕上がりが美しい。
専門家と相談しながら進めれば、後付けでも自然に空間に馴染むニッチが可能です。
まとめ
ニッチは、小さな工夫で住まいをおしゃれに、そして便利に変えるアイデアです。
リビングや玄関、ワークスペースなど、場所に合わせたデザインで取り入れることで、毎日の暮らしにちょっとした楽しさと快適さが生まれます。
リノベーションで追加する場合も、設計段階の工夫次第で自然に馴染むデザインが実現できます。
「自分の家にもニッチを取り入れてみたい」と思った方は、ぜひ一度無料相談会にお越しください。理想の住まいを一緒に形にしていきましょう!

リノベーションプランナー
なりたNARITA
二級建築士/インテリアコーディネーター