今年も早いものであっという間に9月になりましたね。9月と言えば、昨年の北海道胆振東部地震から1年が経ちました。
札幌では、地震による停電であらゆるライフラインがストップ。改めて、防災への意識が高くなったことと思います。
中古マンションのご紹介からお手伝いをするリノスタですが、
多くのお客様が中古マンションの耐震性を気にされます。
ですが、お部屋の中の防災対策(間取りなど)を意識している
お客様は少ないのが現状です。
今まで起きた大震災の中には、モノが倒れてきて逃げられなくなり
火災に遭って命を落とす方もいらっしゃいました。
どんなにマンションの耐震がしっかりとしていても
お部屋の安全対策が行われていなければ、
いざというときに逃げ遅れてしまうかもしれません。
そこで、今回のテーマは「お部屋の防災」です。
自由なお部屋づくりができるリノベーションに
防災という考え方も取り入れてみるのはいかがでしょうか?
例えば・・・
収納スペースを一カ所に集約することも防災に繋がります。
災害時に凶器となりうる本やモノを一カ所にまとめることで
お部屋のいたるところでモノが散乱するのを防ぐことができます。
さらに、マンションでは各部屋にクローゼットが付いていることが
一般的ですが、それを一カ所にまとめ出入り口がいくつかある
ウォークインクローゼットを作ることができれば、
閉じ込められにくいお部屋を作ることができます。
この他にも、防災用品として役立つのが「足元灯」です。
普段は夜間の常備灯として機能しますが、災害時には懐中電灯として使うことができるものもありますので、
廊下や各部屋に設置しておくと、いざというときに役立ちます。
最近では、おしゃれな足元灯も販売されているのでインテリアとしてお部屋に取り入れてみるのもいいですね。
大切なご家族を守るためにも
“備えあれば憂いなし”
皆さまも、これを機会にお部屋の中の防災について考えてみませんか?