自宅にワークスペースをつくるという選択肢|集中とリラックスが共存する住まいへ

こんにちは、北王リノベーション事業部なりたです。

在宅ワークや趣味の時間を大切にする暮らしが浸透してきた今、「自宅にワークスペースを設けたい」というご相談がとても増えています。
新築や中古を問わず、リノベーションを通じて“自分だけの作業空間”を取り入れることで、暮らしの質がぐっと向上するケースも。

今回は、多様化するワークスタイルに合わせた「理想のワークスペース」づくりについて、事例とともにご紹介します。


ワークスペースが必要とされる理由

自宅にワークスペースを設ける背景には、さまざまな目的があります。

共通しているのは「日々の暮らしの中に、少しでも“自分時間”を確保したい」という想い。
けれど、リビングのテーブルでの作業は物の出し入れが面倒だったり、家族の気配が気になって集中できなかったり…。
そんな声を受けて、リノベーションを通じて“暮らしに溶け込むワークスペース”を叶えたいという方が増えています。


解決の鍵は“使い方に合わせた空間づくり”

理想的なワークスペースに共通しているのは、「作業を中断してもそのままにしておけること」と「必要なときにすぐ戻れる距離感」です。
空間を分けるだけでなく、生活リズムや家族との関係性に合った設計がポイントです。

たとえば、以下のような工夫が実例として挙げられます。

このように、設置場所や空間の抜け感、収納の配置などを調整することで、毎日の中で「自然に手が伸びる」「気づけば長く作業していた」と思えるような快適なワークスペースが実現します。



実際の事例紹介|多様なワークスペースのかたち

ここでは、北王が手がけたリノベーションの中から、実際にご提案・施工したワークスペース事例をご紹介します。

【室内窓で抜け感を演出した書斎スペース】

一室にカウンターを設けたワークスペース。
リビングとつながる位置に室内窓を設け、閉塞感を和らげつつ視線はしっかり遮ります。
作業中は集中でき、ふと背を伸ばしてリビングの様子がうかがえる絶妙な距離感が魅力です。


【アーチの奥に“おこもりスペース”】

アーチ開口の奥にこもれる小さなワークスペース。
コンパクトながら落ち着く空間で、趣味や勉強に没頭したい方におすすめです。
空間全体のトーンともなじむよう、素材や照明にもこだわりました。


【既存の窓台を生かしたカウンター】

もともとの窓台を活かし、その高さに合わせてカウンターを設置。
窓を開ければ気持ちの良い風が抜け、心地よく作業できます。
自然と向き合いながら過ごせる、シンプルながら贅沢な空間です。


【家事と子育ての“ながら”ワークにぴったり】

キッチンのカップボードから伸びる形で設けたカウンター。
家事をしながらお子さんの学習を見守れる配置は、共働き世帯にも好評です。
動線上に自然に設けたことで、“使わない時も邪魔にならない”のがポイント。


【趣味に没頭できる土間スペース】

玄関横の土間に設けた趣味用ワークスペース。
アウトドアギアの手入れや作業にも最適で、趣味に没頭できる場所として活用されています。
家の中と外をつなぐ“中間領域”の使い方が光ります。


【小上がりに設けたくつろぎの書斎】

景色の良い窓の前、小上がりの畳スペースにカウンターを設置。
座って作業しながらも、足をのばしてくつろげる絶妙な設計が特徴です。
空間の一角に、心を整える時間が生まれました。


暮らしが変わる、空間が変わる

ワークスペースを設けたことで…

という声を多くいただいています。

設計時には、以下のような点に特にこだわりました。

リノベーションだからこそ、家族のライフスタイルに合わせた柔軟な設計が可能になります。


まとめ|あなたに合った“ちょうどいい”空間を

ワークスペースは「ただの作業部屋」ではなく、暮らしの中でリズムを整え、心地よい距離感を生む存在です。

リノベーションを通じて、あなただけの“ちょうどいい”ワークスペースを実現してみませんか?
まずは一度、無料相談会であなたの理想の暮らしをお聞かせください。

リノベーションプランナー

なりたNARITA

二級建築士/インテリアコーディネーター

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