リノベーションの際にキッチンを見せる・見せないでお悩みのケースは非常に多いです。
対面キッチンにリノベする前提でのお話になりますが、最近は賃貸や分譲マンションでも築20年程度であれば対面キッチンをお使いの方が多いです。
ということで、お困りの対面キッチンからさわやか対面キッチンへのリノベが増えてます。
お悩み対面キッチンの様子
開口部越しに対面します。
中はやっぱり薄暗いです・・
というような、「対面キッチン」というよりは「覗きキッチン」が多いです。
キッチンの外から中が見えないので、ついつい出しっぱなしになっちゃう。
でも、手の届く範囲に全てあるので作業は早く、効率は良かったりします。
さわやか系対面キッチンにするポイント
①まずは空中をすっきりさせましょう。
吊戸棚・・・ほぼ不要なケースが多いです。中に入っているものを確認してみましょう。深鍋、ジンギス鍋、ジップロック、ビニール袋、海苔巻きを巻くやつ、お重箱、使ってないどんぶり、賞味期限切れのふりかけ・・・・そんなところでしょうか。さらに立ったままでは中も見えず、出し入れも不可能。台に載ってようやくです。キッチン本体の収納力が現在のものはとても大きく、引出しタイプの収納は奥まで目一杯収納しても出し入れに不自由もありませんから、吊戸棚は不要になることが多いですよ。
とどきません・・
②対面キッチンへの出入り口は要りません。
キッチン「室」の中に入るから、中から「覗く」ことになるのです。見られているほうは監視されている感が強い・・・
横の壁も取ってしまいましょう。
ここから出入りします・・・
のぞくところ
さわやか系対面キッチン事例
上で説明した①②を解消するだけでこうなります。
リビングに居るようにしか感じない。家族の会話も弾むG様
シェフのK様。キッチンに立つ姿がやっぱりカッコいい
この明るさと抜け感。さわやか家族のH様
キッチンに立つKさん。キッチンに扉すらない漢仕様。
ほかにもいろいろありますがまたの機会に・・・
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リノベーションプランナーマネージャー
佐々木 貴信
二級建築士 / 宅地建物取引士 / インテリアコーディネーター / 福祉住環境コーディネーター2級