こんにちは。今回は、住まいづくりの中でも注目が集まる「室内窓」に焦点を当てたコラムをお届けします。
リノベーションの魅力は、ただ古いものを新しくするだけではありません。住まい全体の雰囲気や暮らし方にまで影響を与える「空間設計」も大きな要素の一つ。中でも、今回ご紹介する“内窓”は、光や視線を柔らかく通しながら、部屋同士のつながりを感じられる工夫です。
札幌でリノベーションをご検討中の方にもおすすめの、北王リノベーションによる事例をもとに、その魅力を掘り下げていきます。
空間づくりの課題と、室内窓という選択
住まいを計画する際、多くの人が悩むのが「個室の独立性」と「空間全体の一体感」の両立です。特に札幌のように日照時間が限られる地域では、室内にしっかりと光を届ける設計が重要になります。
例えば主寝室や書斎をリビングの近くに配置したいけれど、閉じきってしまうと光が届かず圧迫感が出てしまう。そんなときに有効なのが「内窓」という選択です。
壁の一部に室内窓を設けることで、空間を緩やかにつなぎながらも、視線を抜けさせ、光を取り込むことが可能になります。また、開閉機能を持たせることで、用途や気分に応じて「開ける・閉じる」の調整ができるのもメリットの一つです。
室内窓で実現する快適な住まいづくり
室内窓の魅力は、大きく以下の3点に分けられます。
- 空間の一体感を高める
隣接する部屋との間に視線と光が通るため、家全体に広がりを感じられる設計が可能です。特にマンションや限られた間取りでのリノベーションでは、この視覚的な「抜け感」が大きな効果を発揮します。
- デザインのアクセントになる
ガラスやスチロール板、木枠、金属枠など素材選び次第で、空間の雰囲気を大きく左右できます。今回は白いスチール枠の四連窓と、黒枠の横長窓を組み合わせ、全体にリズム感を生み出しました。
- 光と風の通り道をつくる
閉じきった空間でも、内窓を通して採光や通風を確保することができます。開閉可能な設計であれば、気温や湿度に応じて調整することもでき、快適性が増します。
札幌の寒冷な気候でも、内窓は暖かさと開放感の両立を実現してくれる頼れる存在です。
「暖かくしたい、涼しくしたいがそのままではそうできないから困る…など」の声は実際多いので、生活の質を上げてくれる魅力が満載です。
実際の事例から学ぶ、室内窓の活用術
今回ご紹介するのは、リビングと主寝室、書斎を室内窓でゆるやかにつないだ北王リノベーションの施工事例です。


室内窓の設置は「リビングとのつながりを保ちながらも、それぞれの空間に独立性を持たせたい」という意図のもと実現されました。特に注目すべきは、配置と高さ、そして開閉可能な構造にこだわった点です。

例えば、リビングから視線が届きやすい位置に室内窓を設けることで、家族の気配を感じながらも集中できるワークスペースが実現しました。また、壁紙や内装と馴染む素材や色を選ぶことで、全体に統一感のあるデザインとなり、まるでホテルのような洗練された印象に仕上がっています。
実用性と美しさを兼ね備えた室内窓は、札幌の住まいにもぴったりのリノベーションアイデアです。
まとめ
室内窓は、住まいに「つながり」と「独立性」の両方をもたらす優れた設計アイデアです。限られた空間をより広く、快適に、そして美しく見せるための鍵となる存在。
札幌でリノベーションをお考えの方にも、ぜひ取り入れていただきたい工夫の一つです。
あなたの理想の暮らしに、北王リノベーションの内窓アイデアをプラスしてみませんか?
住まいの可能性が、きっと広がるはずです。
まずはお気軽に、無料相談会をご利用ください。

リノベーションプランナー 主任リーダー
かわしまKAWASHIMA
FP3級