暗いキッチン・狭いキッチンの解消事例のご紹介

暗い・狭いキッチンに悩んでいる方はいませんか?

マンションにお住いのお客様から、昼間でも照明をつけなければならない暗いキッチン・通路が狭いのを何とかしたいというお悩みを伺うことがあります。マンションでも角部屋で窓があるレイアウトのキッチンもありますが、両サイドが住戸に挟まれていて窓のないキッチンは意外と多いと思います。また、冷蔵庫を買い替えたら以前の冷蔵庫より奥行きがあり通路が狭くなったということもありますよね。通路を広く、明るいキッチンにするためにフルリノベーションでキッチンの位置を変えるというのも一つの方法ですが、少しのアイディアで悩みを解消した事例をご紹介いたします。

先日お引渡しした、豊平区 K様邸のマンションリフォーム事例です。

中古マンションを購入することにしたK様。自分達に合わせた住まいになるようリフォームしたいとご相談を受けました。K様からのご要望は、キッチンの暗さと通路の狭さの解消でした。

以前のキッチンの様子
以前のキッチンの様子

現地を確認したところキッチンの入り口壁が狭くダイニングからの光を遮っていました。また、キッチンの前の壁から後ろの壁までは1m82cmほどで、設置されているキッチンは60cmと奥行きの少ないものでした。各メーカーで多くラインナップを揃えている奥行き65cmのキッチンを設置したとして、後ろに置く冷蔵庫の奥行きを一般的に70cm~75cm確保すると、通路が50cm以下とかなり狭くなってしまします。また、入り口側にガスコンロがあり奥がシンクと使い勝手も悪く感じガスコンロとシンクの位置を変えたいとのご希望もありました。K様とキッチンの奥行き、シンクの位置、冷蔵庫の位置などのレイアウトを何度も打合せしより良い方法を検討していきました。

そこで今回、K様のキッチンの暗さと通路の狭さの解決策は、

【暗いキッチン空間】

シンク横には1m50cmの高さの腰壁を造り上部の壁・シンク上の吊戸棚もなくしました。ダイニングとキッチンの空間につながりが出たので食後の食器の片付けもスムーズです。キッチン後ろの食器棚横には、カウンター収納を設置予定でしたのでそちらの壁も1m50cmの高さの腰壁にし上部の壁をなくしました。入り口にあった壁を大きく取り払いダイニングから光が差し込む明るいキッチンになりました。

光が差し込む明るいキッチン
光が差し込む明るいキッチン

【システムキッチンの奥行きとシンクの位置】

奥行き60cmのキッチンも検討しましたが、ご提案していたメーカーのキッチンは商品ラインナップや機能が65cmに比べかなり少なくなるため、使い勝手・機能を優先して奥行き65cmのキッチンを選択しました。調理の流れや動線を考えシンク位置を右側から左側へと変更しました。幅2m40cmのキッチンはシンクとガスコンロの間のワークスペースも十分確保できています。奥に見えるのがダイニングの窓。明るい陽射しがキッチンに差し込んでいます。

奥行き65cm、シンクを左側に変更したキッチン
奥行き65cm、シンクを左側に変更したキッチン

【キッチンの通路の狭さ】

キッチンの位置をダイニング側へ約80cm移動することで、奥行きのある冷蔵庫をキッチンと横並びにしました。キッチンと冷蔵庫の後ろに奥行き45cmの食器棚を設置しても通路は65cm以上確保でき、以前よりかなり余裕があります。

ガスコンロ横にある冷蔵庫スペース
ガスコンロ横にある冷蔵庫スペース

【デットスペースを利用した収納】

キッチンの位置をダイニング側へ移動したことによりできたスペースを利用して収納を造りました。リビングで使う細々としたものの収納やストック品・掃除用具などをしまえる意外と役立つ収納です。

キッチン横の収納 扉閉まる
キッチン横の収納
キッチン横の収納

いかがですか?大きく壁を壊しレイアウト変更をしなくても、明るく・通路を広げたキッチンへリフォームすることができました。しかしマンションの構造によっては、キッチンの位置を変更するために行う排水管の移動で床の高さを上げないとレイアウト変更ができない場合があります。キッチンの位置の変更が出来るかは現地での調査が必要になりますのでご相談下さい。

実際のリフォーム・リノベーションがどのように出来上がったかをご覧いただけるイベントを開催してします。リフォーム・リノベーションをご検討の方、ぜひ一度ご参加してはいかがですか?

<<完成見学会やモデルハウス公開についてはイベント情報をご覧ください。>>

リノベーションプランナー主任

赤川 裕理子

二級建築士 / 整理収納アドバイザー二級

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