いつも何気なく歩いている床について、材料の異なる部分がどうなっているか気にしたことはあるでしょうか?
例えばリビングはフローリング、ユーティリティはクッションフロア等はよくあるパターンかと思います。
ですが、よくよく考えると厚みが違います。
フローリングは12~15mm程度、クッションフロアは2,3mm程度ですが
10mmくらいの段差が発生する事になります。
この段差の扱い方の違いを紹介したいと思います。
まず、下地がコンクリート等で高さ調整が困難な場合は
(ビス打ちができない場合やコストが嵩むため)
写真のように斜めの見切り材を挿入するとで段差をあまり気にならなくなるように調整します。
もう一つは下地が木の場合はベニヤを一枚先に貼っておいて矩形の見切りを挿入し仕上がりの段差を無くす方法があります。
ベニヤを先に貼る
見切りを挿入(左側がクッションフロア貼、右側がフローリング貼)、戸建やマンションの違い、現場の状況によって方法は変わりますので
リフォームをお考えで気になる方は聞いて見るのもいいかもしれません。では…。
施工管理
石田 康輔
BIS(断熱施工技術者)