階段のリノベーション事例|札幌

階段はリノベーションでどこまで変えられる?


リノベーションでよく相談されるのが、階段はどこまで変えられるの?という質問です。構造体や下階と上階をつなぐ役割なので間取りにも絡みますよね。質問されるのは以下の内容が多いです。

「そもそも位置は変えられるのか?」「玄関ホールからではなく、リビングから上がれるようにしたい!」「スケルトン階段に変えたい!」「勾配を緩やかにできるのか?」「費用はどれくらいかかるのか?」「踏板の仕上をキレイにしたいけど簡単に変えられる?」「手摺は付けられますか?」等々。リノベーション事例を交えながら、ご説明したいと思います。

階段リノベーション事例①


戸建 築45年 札幌市白石区I様の場合

建売で購入された奥様のご実家をご夫婦とお父様でお住まいになる為のリノベーションでした。玄関ホールがとても広く内装が暗い雰囲気でした。

工事前:寒くて、急勾配・暗い雰囲気でした。

大掛かりな間取り変更を伴う工事でしたので、リビング上がりの階段に変えました。上り方向を変えることで構造体をなるべく負担ない工夫をしました。お好みのフレンチシャビーシックな内装になりました。

工事後:リビングとのつながりが生まれました。
▲工事前:2階から玄関ホール方向

下りた先に壁を新設し、玄関ホールやトイレと空間を分けました。1階と2階のつながりで気配が感じられるようになりました。勾配は少し緩くなり、手摺は冷たい金属製から温かみのある木製に変えました。踏板はフローリングと同じ木目とホワイトとのツートンが柔らかな雰囲気です。

工事後:下りるときは、連続した手摺が安心です。

この階段はボックス階段と呼んでおり、階段下の空間利用もできるケースです。大工さんが組み上げていく造りで階段の位置を変えることはコストがかかりますが、造りとしてはコストを掛けずに仕上げられます。

階段リノベーション事例


戸建 築45年 札幌市北区M様の場合

空き家になっていた、奥様のご実家をリノベーションすることになりました。今まで新築・中古住宅などを経て3件目。住まいづくりの上級者です。

玄関ホール上がりの階段は、リビングに大きな吹抜けを造りスケルトン階段にしたい!という希望。利便性の良い立地ですが、リノベーションで近隣に気兼ねなく明るく過ごしたいというM様の暮らしにはとても有効なリノベーションになったと思います。

▲工事前:廊下から急な階段で2階へ。手摺は後付けしていました。

階段下は、壁で囲って斜めの空間の収納となっていました。今回階段の位置を変えてリビングへ。ホワイト系の明るい木目の「踏板」と踏板を受ける「ささら桁」のブラックとのツートンが印象的です。

工事後:リビング上がりのスケルトン階段
▲工事前のリビング方向。ストーブから床暖パネルを使用していた。

今回吹抜けを新たに造り、伸びやかな空間となったリビングは、階段がインテリアのアクセントとなりました。暖房は灯油から都市ガスのエコジョーズのセントラル暖房でリビングは床暖房と組み合わせたので、吹抜けでも足元が暖かです。

▲工事後:床はタイルカーペット

スケルトン階段は、かくれるぶぶん1段目だけは造作ですが、この階段材と手摺材は【ウッドワン】というメーカーにセミオーダーした商品です。気に入ったデザインや仕様があれば、塗装仕上が施されているので、オーダーするよりはコストダウンできる場合もあります。

▲階段を下りた先の収納扉を調整する施工管理M

階段リノベーション事例3.


マンション 築20年 札幌市白石区S様の場合

ご両親が住んでいた2層のご実家マンション。広すぎるのでご両親は中央区の賃貸にしていたコンパクトなマンションへお引越し。娘様ご家族がこのマンションをリノベーションして引き継ぐことになりました。

マンションの専有部が階段付きの2層という珍しい物件。階段はコンクリートにカーペットを貼った仕様でした。

▲リビング上がりの階段。猫ちゃんの爪とぎ場所だったのですね♪

このケースは位置は変えることができませんが、娘様ご家族のお好みの内装に合わせて、貼り替えることが可能です。

リビングは遮音フローリングを上質な木目ア美しいチェリー色に貼り替え。階段の踏板は、フローリングに合わせて、フロアータイルのチェリー柄を選定しました。

▲工事後:階段の上り口

2階からみた階段室は、エレガントなブラケット照明や木目の雰囲気を変えたいという事でした。

▲工事前:階段室

照明は、間接照明器具に取り替えて、シンプルに。腰壁笠木とカウンターは、化粧シートを貼ってダークグレーに、手摺はアイアンブラック系に取り替えました。

▲工事後:2階から階段室

費用をおさえながら、仕上げ材を変えるだけでもインテリアはガラリと変えることが可能です。

まとめ


階段リノベーション

3件のリノベーション実例を交えてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

意外とリノベーションで階段を見違えらせることがお分かりいただけましたでしょうか?

階段をリノベーションする場合は、以下の点を考えてみましょう。

1)位置・形状

階段下を空間利用する:物入やミニ書斎などに利用できます。

スケルトン階段:明るく広々とした空間になり、インテリア性もUP

リビング上がりに:上り方向を逆にするだけだと構造上負担が少ないです。位置については相談が必要ですね。

2)安全性

勾配を緩くする・踏板の奥行きの広さ・手摺・滑りずらい床材

3)インテリア

踏板・蹴上・手摺・壁紙・照明などを変えることでガラリと変えることができます。

階段のリノベーションについて、まとめさせていただきました。参考にしていただけると嬉しいです。他にも施工事例がございますので、もっと話が聞きたい方はお気軽にご連絡ください。

リノベーション事例紹介&無料相談会

リノベーション事業部部長

中澤 広美

二級建築士 / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / マンションリフォームマネージャー / 整理収納アドバイザー1級 / キッチンスペシャリスト / BIS(断熱施工技術者)

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