フロアタイルとクッションフロアの違いについて

こんにちは!

先日マンションの完成見学会をさせていただきました。
お施主様がお引越しされる前に、お借りしての開催でした。

見学会ではたくさんの方にご来場いただきまして、誠にありがとうございました!
今後のイベント開催については「イベント情報」をご覧下さい。

今回は、そこでよく聞かれる『フロアタイル』と『クッションフロア(業界ではCFと略します)』について、どういう違いがあるのか、実際に比べてみようと思います!

1.見た目

フロアタイルの方が、凹凸があるので本物感はあり。

2.感触

指で押してみたところ、フロアタイルは硬く、クッションフロアは強く押すと沈む感じがします。
比べるとクッションフロアの方が柔らかい。

3.厚さ

フロアタイルは、2.5mm
クッションフロアは1.8mm

4.素材

両方とも塩化ビニル

5.強さ

感触や厚さからもわかるように、フロアタイルの方が強いです。
フロアタイルは、デパートの床などにも使われる素材なので耐久性にも優れています。なので、マンションなどで多い玄関の床が大理石の場合でも、その大理石の上からフロアタイルをはれるのでおすすめです!
クッションフロアは、重いものを引きずると削れてしまったり、洗濯機など重いものを長時間置くと脚の跡が残ります。

6.種類

両方のカタログです。
両方とも、かなりの種類があるので、こちらは甲乙つけがたいですね。
さらに、他メーカーもありますので、壁紙や、床材を決める時はお施主様が一番悩まれるところです。

7.施工性

フロアタイルは殆どが、約45cm×45cmのタイル状になっています。
クッションフロアは、は幅約180cmでロール状になっており、柔らかくカッターで切れるので施工性が良く、タイルのように目地が無いので水が侵入しにくいです。

価格ですが、フロアタイルのや、施工性からみるとやはりクッションフロアの方が安価になります。
最近はクッションフロアもデザイン性の高いものが増えてきていますので、お好きなインテリアに合わせて選ぶこともできます。

私の個人的な使い分けのおすすめは、裸足で歩く洗面脱衣室や、トイレなどはクッションフロア。
硬いものを落としたりしてしまうかもしれないキッチンや玄関はフロアタイルです。

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