皆さん、こんにちは。暑い日が続いていましたが、最近は一気に秋らしくなってきましたね。
さて、今回は中古マンションリノベーションでほとんどの方が行う床の張替えについてのお話です。中古マンションのリノベーションでよくあるご質問の一つに「和室を洋室に変えられる?」や「カーペットをフローリングにできる?」といったものがあります。
通常、カーペットや畳からフローリングに変える際にはまず貼ってあるものをはがすのですが、カーペットや畳をはがすと少しぼこぼこしたコンクリートが見えることが多いです。
その状態で上からフローリングを貼ってしまうと凸凹面でフローリングがうまく貼れないことがあるので、左官作業(コンクリートを均す作業)を行います。
そして平らになったコンクリートの上にフローリングを貼っていくのですが、ここでマンション特有の遮音性のあるフローリング材を使っていきます。
上の写真に写っているフローリング材はマンションリノベーション用のものです。
通常のフローリングと比べると板の下にクッションのようなものが貼りついています。
この板の下に貼ってあるクッションが音を吸収し、遮音性のあるフローリングにすることができます。(マンション自体でフローリング禁止なところや下の階の方に許可を取らなければならない場合もあります。)
マンションに使うフローリングにもさまざまな種類があります。
上の写真のフローリングは一見木に見えますが実はプリントで表面が薄くコーティングされているため汚れても掃除しやすいフローリングです。ペットの粗相によるふん尿や、よだれによる床面の変色・ツヤ変化を少なくする加工が施されていますので日々のお掃除の負担やストレスの軽減につながります。
こちらのフローリングは表面が無垢でできているので木本来の優しい触り心地で、部屋全体を落ち着きのあるあたたかい空間にすることができます。
こちらの無垢のフローリング材にもクッションがついていて、歩くと少しだけふわふわするような感触があります。
このようにマンションだから難しいかも…と思っているようなことでも工夫次第でできることもありますので「こんな風にリノベーションしたいけどできるの?」など疑問に思っていることがある方やリノベーションのイメージをつかみたい方も是非一度ショールームにお気軽にご相談にいらしてください。